国師ヶ岳

国師ヶ岳(2591.8m)/北奥千丈岳(2601m)

国師ヶ岳登山図

2011年7月中旬、金峰山に引き続き、同じく大弛峠(おおだるみとうげ)から国師ヶ岳へ往復しました。こちらは金峰山より更に近く、1時間程度で登る事が出来ます。国師ヶ岳でヤマナビ2のバッテリーが切れてしまい、予備も車に忘れてしまったので復路の軌跡が有りませんが、帰りは夢の庭園を通って下りました。


登山口

12:46 国師ヶ岳の登山口は少し山梨寄りで、車両転回場所の真向かいです。広い砂利道を入り、まず大弛小屋に向かって行きます。

テン場が両脇に点在する道を歩いて行くと、間もなく大弛小屋に突き当たります。登山道は小屋の右横から奥に続きます。

分岐

数分で登山道が左に分岐します。直進は夢の庭園ですが、再び合流するのでどちらに進んでも大丈夫です。時間的にも変わりません。大多数の人が夢の庭園に向かうので、私は混雑を避け、登山道を選びました。

木階段

前国師岳までの比高200m強は、保護の為か大部分がこの様な木階段でした。200mというと、ビルで言えば50階に相当します。

金峰山

だいぶ登って来ました。下からだと見えない金峰山が見えます。

しかし辛いです。金峰山がハイペース過ぎたのか、足が重くて前に出ません。

前国師岳

13:21 前国師岳に到着。10数人の団体がたむろし、ワイワイガヤガヤ落ち着きません。写真だけ撮って早々に退散です。

分岐

13:24 すぐに分岐へ着きます。脚の疲れが限界だったので、ベンチに寝転びじっくり休みました。1時間位休んだつもりだったんですが、再出発の時刻を見ると30分程度だった様です。13:51 出発。

国師ヶ岳

13:56 休憩したので足取りが軽くなり、5分で着きました。

南の眺望

大菩薩嶺が近くに見えます。あの辺に行く時はいつも奥多摩を抜けていくので、この距離感は意外でした。

富士山と甲府盆地

富士山と甲府盆地です。この日、14時の気温は甲府で36.6℃でした。丁度この写真を撮った頃です。帰りに車の外気温表示を見たら、大弛峠で20℃、乙女湖で25℃でした。エアコンより窓全開で走った方が気持ち良い涼しさです。

北奥千丈岳

北奥千丈岳はすぐそこです。逆光と雲の影でこの写真では分かりませんが、人の動きが肉眼で見える距離です。

13:59 下山。休憩した分岐まで戻り、次はこの北奥千丈岳です。

北奥千丈岳山頂

14:08 北奥千丈岳です。10分掛からずに着きました。

国師ヶ岳に比べ知名度が劣るので、こちらへ寄らずに帰ってしまう人も居るみたいですが、私には理解出来ません。どちらか片方と言うのであれば、こっちだと思うんですけどねぇ。金峰山より僅か2mですが高く、奥秩父山塊の最高峰なんですから。

北奥千丈岳から国師ヶ岳

国師ヶ岳です。こちらからは順光になるので、山頂の様子が良く見えます。

東の眺望

国師ヶ岳では死角になっていた雲取山が見えました。あの山からこっち側、八ヶ岳手前までが奥秩父山塊で、ここはその最高峰になる訳です。

下山路

14:19 下山します。前国師岳までは往路と同じ道を行き、その先から夢の庭園経由で戻ります。

夢の庭園分岐

14:37 ここで夢の庭園へ分岐しています。

夢の庭園

夢の庭園です。潅木の中を階段で下りて行きます。さすがに良い眺めです。

遥か下に大弛峠が見えます。道がカーブしているのでトイレの在る辺りでしょう。

大弛峠

14:51 大弛峠に着きました。車は大分減っているものの、まだ半数以上が山に居るみたいです。

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