御荷鉾山登山

オドケ山(1191m)/西御荷鉾山(1286.2m)/東御荷鉾山(1246m)

御荷鉾山1

御荷鉾山は私の住む所からだと笠山の隣に東・西御荷鉾山だけ見えます。距離が大分違うのでいつも見える訳では有りませんが、気になる山でした。まず始めにオドケ山に登り、続いて西御荷鉾山の南登山口まで車で移動、そこから西御荷鉾山、東御荷鉾山へ一気に登り、帰りは投石峠まで戻ってそこからスーパー林道で駐車場へ向かうルートで登りました。


御荷鉾山2

堂平山のページにも使った堂平山頂近くで撮った写真です。こちら側からだとオドケ山は山頂部分しか見えませんが、反対側からは3座並んで見える事でしょう。「古くは西御荷鉾山、東御荷鉾山、オドケ山の三峰を総称して三株山と呼ばれていた」と、西御荷鉾山の登山口に書かれていました。従って単に御荷鉾山と呼ぶ時は御荷鉾三山を指すわけです。或いは主峰となる西御荷鉾山の場合も有るでしょうが。


オドケ山1

そんな訳で、せっかく登るなら3座まとめて登ってしまおうと思い出掛けました。昔はどうだったか知りませんが、現在は御荷鉾スーパー林道が山頂下200m前後を貫き登山口は大分標高の高い場所に在ります。山頂までの標高差は平均すると200m位で、3つ合わせて普通の山1つ分です。写真はオドケ山登山口で、間近に山頂が見えています。ここの標高が地図でははっきりしないのですが、恐らく山頂まで150m無いでしょう。


オドケ山2

登山口を入ると初めは緩やかなのですが、後半はかなり急な登りになります。その分山頂到着も早く、私の足で登り14分、下り10分でした。


オドケ山3

山頂には石祠が2つ祀られていました。全方向に木が有り眺望は枝越しの為良くありません。写真を撮ったら息を整えただけで下山を始めました。


オドケ山4

下りる途中で撮った東・西御荷鉾山です。次はあちらを登ります。


西御荷鉾山1

西御荷鉾山の南登山口駐車場です。ご覧の様に広い駐車場なので、花の咲く頃でも充分吸収出来るでしょう。オドケ山からここまでの時間は覚えていませんが、安全運転で走っても10分とかからなかった様に思います。


西御荷鉾山2

登山口は駐車場入口の向かい側です。写真には写っていませんが、近くにトイレも有ります(男女兼用の小さな物ですが)。11:24 スタート。石のゴロゴロした斜度のきつい登りで始まります。


西御荷鉾山3

草地に出た所からは階段になり、山頂近くまで続きます。山頂から続くこの草原にはニッコウキスゲが群生するそうで、花の時期にはハイカーが大勢詰め掛けるそうです。


西御荷鉾山4

11:44 稜線に出た所で秋葉峠からの登山道と合流。山頂はすぐそこです。


西御荷鉾山5

11:47 山頂到着。木が取り払われ、ほぼ360度見渡せます。西と東の両脇に不動明王が祀られていました。


西御荷鉾山6

北側の眺望は特に素晴らしい。三脚無しだと写真が綺麗に繋がらないですが、パノラマにしてみました。


西御荷鉾山7

浅間山のアップ。こうして見るとでかい山ですね。


西御荷鉾山8

妙義のゴツゴツした山稜もくっきり。


西御荷鉾山9

南側もパノラマにしようとしたんですが、1枚ピンボケになってしまい中途半端な大きさに…


西御荷鉾山10

手前のデコボコは二子山、奥のギザギザは両神山です。1番奥は雁坂嶺から木賊山にかけての稜線で、破風山が中央に位置しています。


西御荷鉾山11

12:16 投石峠に向けて下山を開始します。いつ頃降ったのか日陰に雪が残っていました。


西御荷鉾山12

時々この様に木の隙間から東御荷鉾山が見えます。この位置からだと山頂は見えていないのかも知れません。


西御荷鉾山13

12:35 投石峠着。東御荷鉾山の登山口は舗装路を少し歩いた所に有ります。


東御荷鉾山1

矢印の様に電柱を左に巻いて登りますが、最初は落ち葉に埋もれてルートが分かりませんでした。真直ぐ登ろうとしましたが落ち葉が腰位まで積もっていますし、何もつかまらずに登れる斜度ではありません。他の場所じゃないかと約10分間付近をウロウロしましたが見つからず、再度ここに戻り冷静に見てみると正面ではなく左にルートを発見しました。12:45 登頂開始。


東御荷鉾山2

落ち葉が無ければ分かるんでしょうが、標識の矢印は直進を指していました。もう少し分かり易い表示が出来ないもんでしょうかね。写真は西御荷鉾山を振り返ったところ。


東御荷鉾山3

この区間が3座中で最も長く時間が掛かります。途中で見えてきたピーク(地元では釜伏山と呼んでいる様です)を山頂と思い、「何だ、思ったより早かったな」と考えていたら道は南に巻きがっかり。


東御荷鉾山4

落葉しているので道は明るい所が多いです。途中檜林の中を通りますが、杉ほど暗くは無い。


東御荷鉾山5

13:24 山頂到着。こちらの山頂にも不動明王が祀られています。


東御荷鉾山6

山頂南側は開けています。他方向は枝越しですが、低い木なのでそんなに悪くは無いです。神流川向こう側の山頂に建造物らしき物が見えるのは城峯山。奥は右端の武甲山〜左端の笠山までの山並みです。13:43 下山開始。


東御荷鉾山7

東御荷鉾山と釜伏山(らしい)の間の鞍部。道は南に巻いていますが、この時期なら山頂へ行ってみても迷う事は無さそう。


東御荷鉾山8

14:09 登山口着。ここから車道を歩き、駐車場に着いたのが14:26でした。

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