大持山(1294.1m)/小持山(1273m)
登山ルートは名郷の大場戸橋から鳥首峠→大持山→小持山へと進み、そこから大持山へ引き返して妻坂峠→大場戸橋という順路です。大場戸橋近くの大鳩園キャンプ場に駐車して行きました。駐車料金は平日\500、土・日・祝\700です。
11:05 スタート。石灰工場のある林道突き当りまで約20分間、舗装路を行きます。工場横の通路から裏側に回り、施設間の通路と共用した道を進んで行きます。辺りには民家が点在しますが、現在は廃屋の様です。トロッコの線路が横を通っていて、平日なら通過するのを見られるかも知れません。
1週間ほど前に降った雪で杉が倒れ、度々道を塞いで歩き難くて適いません。重さに耐えかねてでしょうが、随分弱いんですね。
12:43 長い杉の植林地を抜け、やっと鳥首峠に到着。途中で正午のサイレンが遠くから聞こえてきたので、日当たりの良い場所を選び昼食休憩を取っています。
鳥首峠まで来たら送電線の鉄塔まで足を運ぶべきです。木が刈り払われ抜群に眺めが良いです。
この写真は以前に伊豆ヶ岳から撮ったものです。鳥首峠から大持山・小持山へ、巻き道などは殆んど無く、稜線をそのままトレースする様な道でした。
鳥首峠からも引き続き急な登りで大変ですが、一段落すると自然林の気持ち良い道になります。山歩きの好きな人なら誰もが気に入る事でしょう。私もこのコースで一番のお気に入りです。
ウノタワの手前でマツとツガの大木が良い景色を作り出しています。その向こうに大持山と武甲山が見えます。ここからウノタワへは急下りです。
13:28 ウノタワです。誰かが昼寝をしていました。この日出会った初めてのハイカーです。大持山から小持山までの僅かな区間でも数グループのハイカーとすれ違いましたので、結構な人数が登っている筈ですが、皆さん妻坂峠の方へ下りてしまっているんですね。
ウノタワからの急坂を登り切ると伐採地に出ました。写真中央の山の山頂近くに、先ほどのマツとツガが見えます。
14:00 妻坂峠への分岐点に到着。写真左が妻坂峠に下る道です。木が刈られ武川岳や伊豆ヶ岳・古御岳が良く見えます。
写真右手から左へ続く尾根を登って来ました。杉林の向こうに1197mピークの横倉山が在った筈ですが、うっかり素通りしてしまい写真が有りません。木の幹に小さなプレートが付けてあるだけの山頂らしいのですが、まるで記憶に残っていない状態です。中央の山塊には等倍写真で見ると山腹に道路が見えます。あの辺りに有間山が在る筈です。
14:08 大持山山頂です。ここまで来ると武甲山が大きい。
道の中央にデンと居座る岩を避けて谷側に回り込みます。恐ろしい光景ですが、視界が開けて景色は最高です。
同じ場所からのパノラマです。長沢背稜や奥秩父の山々が一望。写真クリックで拡大表示します。
14:39 小持山に到着。この日は体調が良く、体力的にはまだまだ余裕で武甲山まで行きたい気分でしたが、開始時間が遅かったので往復3時間の余裕が有りません。予定通りここで引き返します。
15:22 再び大持山分岐へ。ここから左へ下り妻坂峠に向かいます。
16:06 妻坂峠に着きました。こちらの方が若い杉が多い様で、倒木被害が大きいみたいです。それにしても、鳥首峠もここも風が強い。地形的に風が集中するんでしょうね。
16:29 左の薄暗い道を下りて来ました。橋を渡ると舗装路になります。
こんな所でも木が倒れています。中には電柱まで巻き込んでいる物も。毎年こんなだったら相当な損害ですね。