秩父御岳山

秩父御岳山(1080.5m)

秩父御岳山1

写真が御岳山(1080.5m)ですが、御岳山は各地にあり紛らわしいので以降は秩父御岳山とします。読み方も「みたけさん」「おんたけさん」と有りますが、こちらは「おんたけさん」です。落合コースという矢印のようなルートで登りましたが、強石から写真右側の尾根へ登る強石コースや、この位置からは山の裏側になる贄川コースが多く使われている様です。


秩父御岳山2

秩父御岳山の地図と大まかなルートです。140号線を雁坂トンネル方向に向かい、道の駅大滝温泉を過ぎてすぐの所に登山口が有ります。標高地図で見ると登山口の標高は400mですから、標高差は約680mになります。


秩父御岳山3

ここが登山口です。レトロな建物が有り、登山者のための宿舎の様にも見えますが現在は廃屋です。砂利の部分は駐車スペースになっている様でしたので、ここに駐車しました。


秩父御岳山4

台風一過の日だったので、辺りには木の枝が散乱して荒れて見えます。朝はのんびりとしていたので、登頂開始は11:35になってしまいました。尚、近くの普寛神社にコース図看板が有り、それによると標準コースタイムは登り1時間50分・降り1時間30分です。


秩父御岳山5

登山口近くでは砂防堰堤が幾つか続きますが、進むに従って小滝の連続する渓流となります。


秩父御岳山6

道は分かり易くしっかり出来ています。途中しめ縄をくぐったりしたので、山頂奥宮への参道なのでしょう。


秩父御岳山7

一箇所だけロープを使わないと登れない場所があります。


秩父御岳山8

水が綺麗で緑も美しいのですが、あまり光が差さず薄暗い印象です。


秩父御岳山9

初めて明るい場所に出ました。この先で砂防堰堤のすぐ下を渡り、沢沿いの区間は終わりです。時間的におよその中間地点でもあります。時刻は12:50。


秩父御岳山10

登り続けていると、コンクリートの壁が見えてきました。よく見るとガードレールも見えます。いやな予感が…


秩父御岳山11

12:59 予想通り林道が通っていました。帰宅後に他の人の登山記などをネットで見ると、そのことに触れています。知らずに山中で突然出会うと本当にがっかりします。トンネルはまだ新しく、出来て間もない感じでした。


秩父御岳山12

写真から外れている右側には上記のトンネルが有ります。ここの道は分かりにくく、V字に折り返す様になっているので注意が必要です。トンネルの上を抜けて行きます。


秩父御岳山13

再び杉の樹林帯の中へ。展望も無いのでつまらない登りです。遅い朝食だったのですが、さすがに腹が空きました。中途半端な場所ですが、この辺で昼食。


秩父御岳山14

13:38 尾根に取り付きました。尾根に出るとわずかな平坦路がありますが、山頂手前で鎖場のある岩登りです。ここまで単調な登りだっただけに、逆に楽しい。


秩父御岳山15

初秋の頃でしたが、山頂ではすでに紅葉していました。


秩父御岳山16

山頂直前の登り。露出した木の根などにつかまり、よじ登る感じです。


秩父御岳山17

13:50 山頂に到着。山頂には普寛神社奥宮と鐘が有りました。


秩父御岳山18

両神山の威容が近くでそびえています。


秩父御岳山19

いつかは登りたいと思っている山ですが、今まで登って来た山より登頂に時間が掛かるのでなかなか挑めません。


秩父御岳山20

二子山が見えます。こちらは山頂近くまで車で行けるそうなので、ブコウマメザクラが咲く頃になったら行こうと思っています。


秩父御岳山21

遠くに雲取山が見えます。


秩父御岳山22

秩父湖が光を反射して目立ちます。その向こうは白石山(和名倉山)です。


秩父御岳山23

空気の澄んだなかなか良い天気です。


秩父御岳山24

はっきり言い切れませんが、両神温泉の集落だと思います。14:22下山開始。登りと同じコースを下り、15:54登山口到着。

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