秩父御岳山(1080.5m)
写真が御岳山(1080.5m)ですが、御岳山は各地にあり紛らわしいので以降は秩父御岳山とします。読み方も「みたけさん」「おんたけさん」と有りますが、こちらは「おんたけさん」です。落合コースという矢印のようなルートで登りましたが、強石から写真右側の尾根へ登る強石コースや、この位置からは山の裏側になる贄川コースが多く使われている様です。
秩父御岳山の地図と大まかなルートです。140号線を雁坂トンネル方向に向かい、道の駅大滝温泉を過ぎてすぐの所に登山口が有ります。標高地図で見ると登山口の標高は400mですから、標高差は約680mになります。
ここが登山口です。レトロな建物が有り、登山者のための宿舎の様にも見えますが現在は廃屋です。砂利の部分は駐車スペースになっている様でしたので、ここに駐車しました。
台風一過の日だったので、辺りには木の枝が散乱して荒れて見えます。朝はのんびりとしていたので、登頂開始は11:35になってしまいました。尚、近くの普寛神社にコース図看板が有り、それによると標準コースタイムは登り1時間50分・降り1時間30分です。
道は分かり易くしっかり出来ています。途中しめ縄をくぐったりしたので、山頂奥宮への参道なのでしょう。
水が綺麗で緑も美しいのですが、あまり光が差さず薄暗い印象です。
初めて明るい場所に出ました。この先で砂防堰堤のすぐ下を渡り、沢沿いの区間は終わりです。時間的におよその中間地点でもあります。時刻は12:50。
登り続けていると、コンクリートの壁が見えてきました。よく見るとガードレールも見えます。いやな予感が…
12:59 予想通り林道が通っていました。帰宅後に他の人の登山記などをネットで見ると、そのことに触れています。知らずに山中で突然出会うと本当にがっかりします。トンネルはまだ新しく、出来て間もない感じでした。
写真から外れている右側には上記のトンネルが有ります。ここの道は分かりにくく、V字に折り返す様になっているので注意が必要です。トンネルの上を抜けて行きます。
再び杉の樹林帯の中へ。展望も無いのでつまらない登りです。遅い朝食だったのですが、さすがに腹が空きました。中途半端な場所ですが、この辺で昼食。
13:38 尾根に取り付きました。尾根に出るとわずかな平坦路がありますが、山頂手前で鎖場のある岩登りです。ここまで単調な登りだっただけに、逆に楽しい。
初秋の頃でしたが、山頂ではすでに紅葉していました。
13:50 山頂に到着。山頂には普寛神社奥宮と鐘が有りました。
両神山の威容が近くでそびえています。
二子山が見えます。こちらは山頂近くまで車で行けるそうなので、ブコウマメザクラが咲く頃になったら行こうと思っています。
遠くに雲取山が見えます。
秩父湖が光を反射して目立ちます。その向こうは白石山(和名倉山)です。
空気の澄んだなかなか良い天気です。
はっきり言い切れませんが、両神温泉の集落だと思います。14:22下山開始。登りと同じコースを下り、15:54登山口到着。