雪頭ヶ岳

雪頭ヶ岳(1730m)

雪頭ヶ岳1

西湖の北に位置する雪頭ヶ岳(せっとうがたけ)に登りました。鬼ヶ岳から西湖側に張り出した尾根上の山で、全体から見ると鬼ヶ岳の一部と捉えられているのでしょうか、地図には載っていません。標高の1730mは、あるブログの登山記事で見た数字で確かな物かは不明ですが、標高地図の等高線で見ると1720m以上なので目安としてはそれ位でしょう。位置関係・ルートはおよそ上図の様になります。


雪頭ヶ岳2

西湖根場駐車場の前に登山口の標識があります。鬼ヶ岳・十二ヶ岳しか書いてありませんが、ここを入ります。西湖の標高は900mなので標高差830mです。


雪頭ヶ岳3

正面に見えるのが雪頭ヶ岳です。道路沿いの川は東入川で、砂防堰堤広場まではこの川に沿って進みます。近くに同じ読みで節刀ヶ岳がありますが、別の山です。


雪頭ヶ岳4

15分弱で砂防堰堤広場に着きます。1つ下流側の砂防堰堤まで、かなり広い範囲が広場です。ここまでは車でも来れるのでここに駐車するという手も有りますが、登山者以外は滅多に人が来なそうなのでイタズラされそうですね。赤◯が登山口です。9:49 スタート。


雪頭ヶ岳5

登山口に入ると、道はまず砂防堰堤の横を登り向こう側に下ります。その先は水枯れした沢を行きますが、道標を良く見ていないと別の谷に入ってしまうので注意が必要です。


雪頭ヶ岳6

10:01 紛らわしいですが、ここは正面の標識通り左に曲がります。


雪頭ヶ岳7

登り始めはご覧の様に落葉樹が多いですが、やがて杉ばかりが目立つ様になります。


雪頭ヶ岳8

ここは間違えやすいです。よく見れば左折方向の方がしっかり踏まれているのですが、右折方向も明らかに人が踏み入った跡が有り、流れで右に行きやすいです。私もここを右に入ってしまい、大きくタイムロスをしてしまいました。


雪頭ヶ岳9

中層域まで登ると辺りは一面唐松林です。こんなにはっきり分かれているのは珍しい。


雪頭ヶ岳10

気が付けばブナ原生林にいました。低中高で随分植生が違うものです。


雪頭ヶ岳11

山頂近くの日陰では雪が解けずに残っていました。薄く積もっているだけですので、滑る程ではありません。


雪頭ヶ岳12

12:06 山頂に到着。一応ここが山頂となっていますが、背後に写っている茂みの向こうにもう少し高い場所が有ります。5分もかからずに行けますが、特に標識なども無いので皆素通りして行きます。


雪頭ヶ岳13

山頂からのパノラマビューです。クリックで拡大表示します。レンズの歪みの為繋ぎがいい加減ですが、そこは目をつぶって下さい。


雪頭ヶ岳14

この辺は春には花畑になるようですね。お弁当を食べるには最適な場所です。


雪頭ヶ岳15

山頂(1番高い所)に有る岩の上に立って撮影しました。目の前のこんもりした茂みの向こうに標識の立つ山頂があります。


雪頭ヶ岳16

同じ所から撮った隣の十二ヶ岳です。


雪頭ヶ岳17

同じく金山です。


雪頭ヶ岳18

鬼ヶ岳のツノが見えます。


雪頭ヶ岳19

西側へ少し行くと精進湖や南アルプスも一望です。13:05 ひとしきり撮ったので下山開始。


雪頭ヶ岳20

富士山を眺めながらの下山です。


雪頭ヶ岳21

登っている時は気が付きませんでしたが、砂防堰堤広場が見えます。根場駐車場は山の陰になって見えません。


雪頭ヶ岳22

この唐松林までは明るくて景色も良く見えますが、杉になると途端につまらない山道になってしまいます。


雪頭ヶ岳23

14:07 堰堤広場に到着です。大学生らしきグループが後ろに迫って来たのでかなり飛ばしました。鬼ヶ岳山頂で写真に写っている連中です。約1時間で下山してしまいました。疲れたのでこの東屋でしばし休憩。


雪頭ヶ岳24

この辺のどこかに西湖いやしの里へ通じる道があるらしいが、見つかりません。別に行く気も無いですけど。


雪頭ヶ岳25

14:27 根場浜に到着。

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