士峰山2

都幾山(463m)/金岳(539.5m)/士峰山(289.8m)

士峰山登山図

先週の山行で地形図に記された赤木と小門を結ぶ道が、少なくとも入口部分だけは存在している事が分かりました。こうなってはその先を探らなくては気が済みません。そこで同じく気になっていた出口橋から林道赤木慈光線までのハイキングコースと、士峰山から高福寺へ下る道を合わせ、ぐるっと一回りしてみました。


Y字路

9:35 先週と同じく館川ダムから出発し、件の道を奥へと入って行きました。道は小さな沢を右岸左岸に何度か渡り返して続いています。

細い道

暫く行くと道が途切れました。そこで初めてGPSナビを確認し、全く違う所を歩いている事に気付きビックリ。しかし、途中に分岐が在った訳では無いし、戻って確認するには歩き過ぎました。こうなれば沢身に下りて強行するしかありません。

その後二回道が復活しましたが、どちらもそんなに長い区間ではありませんでした。

藪

沢は登る程急傾斜になって行きますが、とっくに涸れ沢へ変わっています。特に危険な場所も無く、ただ淡々と詰めるだけでした。そのうち沢筋も消え、そろそろ稜線へ達する雰囲気になると、交差する一筋の踏み跡が見られました。士峰山に向かうつもりなので、このまま登り続けても結局直ぐに下る事になります。となれば効率的にトラバースして行く方が良いに決まってますね。

直線的な道

10:30 稜線に出ました。なかなか稜線が近付かず、最後は我慢出来ずに直登してしまいました。

峠状の所

前回はここを右に巻いたので、三角点を見落としてしまいました。今回は登る事にします。四等三角点「千本立」(328.4m)が在ります。

御嶽山

三角点ピークの次のピークを下り始めると、この様な溝型の道に変わります。推察するに、地形図の道(点線)の名残りなんじゃないでしょうか。鞍部でFAするので、そこから小門に下る道がかつて在ったと考えられます。

松郷峠

11:30 今回も367号鉄塔で休憩です。眺めの良い所はここ位しか在りません。

11:42 出発。

採石場

11:49 士峰山に着きました。前回は三角点の事を忘れていたので、今回は見逃さない様すぐに探し始めます。祠の西側藪中に在るとの情報は得ていましたが、本当に酷い藪の中でなかなか見付けられませんでした。

丁字路

高福寺へ下ります。最初は落ち葉に埋もれて分かり難い道でしたが、勾配が増すと次第にはっきりして来ました。

小屋

12:00 道は高福寺裏手へ直結してました。

こう言っちゃなんですが、数えるほどしか家が無い小さな集落なのに、とても立派なお寺です。

都幾山

通路だって手が込んでます。相当な数の檀家さんが居なければ、こんな物は造れないでしょう。

鞍部

12:11 出口橋でハイキングコースが分岐しています。後でここから都幾山に向かいますが、一旦見送って直進しました。小門側の道がどうなっているのか気になったんです。

冠岩

12:18 こちら側も入口部分は残っていました。試しに20〜30m踏み入ってみましたが、綺麗に刈り払われた道がずっと続いている様でした。

金岳

12:27 出口橋に戻って来ました。引き続きこのハイキングコースを登ります。

道路

小さな橋を渡ります。角に古い道標が立っていました。

大きな岩

12:55 林道に出ました。タイミングを逃して昼食がまだだったんで、ここで休憩です。

13:45 出発。

巡視路

14:07 都幾山を通過。

鉄塔

14:33 金岳を通過。

士峰山

15:13 一周以上して、三角点の次のピークです。ここから北に向かって下り始めると前述の溝型の道が現れるので、この西の尾根に地形図の道が付いてる可能性も有ります。これは下ってみて確認するしかないですね。

藪

それらしい所が無いまま行き止まりになってしまいました。どの方向も急斜面で簡単には下りられません。少し下に朝通った道が見えます。ちょっと危険な角度ですが、木に掴まりながら無理矢理下りました。

岩

下りてみると対岸にも道が在りましたが、辿ると山水荘辺りに出るだけでした。結局、地形図の道は消失したと考えるしかありません。

駐車場着は15:38 でした。

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