スカリ山

スカリ山(434.9m)

スカリ山登山図

脚の状態がまだ不安なので、引き続き緩ーい山に登ろうと思い、以前から目を付けていた深沢山(コワタ)に行ってみました。勿論それだけでは1時間半もあれば往復出来てしまいますから、土山までの往復に加え、以前登って眺めの良かったスカリ山を最終目的地として、ユガテ、北向地蔵を経由する部分的な周遊路を合わせ、適度な距離に仕上げました。


長念寺

11:59 長念寺にお願いして車を止めさせて貰い、そこから愛宕山を目指しました。愛宕山は、299号線で秩父方面に向かった事の有る人なら誰でも必ず目にしている筈です。武蔵横手駅の前を走ると正面に見えますから。

高圧電線

栗畑、梅畑の中を通り抜け、鉄塔を過ぎると高圧電線に迎えられます。イノシシ除け用の物で、通電時間は午後5時〜午前6時となってましたから日中は平気な筈です。ただ、それを確認する勇気は無いので触れぬよう通過しました。

愛宕山

12:12 呆気無く愛宕山に着きました。ここまでなら散歩気分で来れます。冬枯れしているので、武蔵横手駅や長念寺周辺の家々が見えました。

愛宕山と言う位だから、これは多分愛宕神社なのでしょう。登山道は神社の裏手へ続いています。

水晶山

12:28 水晶山を通過。眺望無しの単なる小ピークです。昔は水晶が採れた事による山名だそうです。

山頂直下の急登

深沢山山頂直下は急登です。登りでは何とかロープを使わずに済みましたが、下りは必要になります。

深沢山

12:42 深沢山に到着。コワタの別名が有りますが、ここをコワタ尾根と呼ぶのでコワタが本来の名かも知れません。

12:54 出発。

直登する道

暫く行くと、巻き道になっている登山道とは別に、直登する道が在りました。行方は沢山峠となっています。初めて目にする名です。行ってみる事にしました。

沢山峠

13:07 地形図で点線路の乗っ越している所が沢山峠でした。私設のプレートには「直登は土山の峰へ」とも書き入れられています。この名も聞いた事が有りません。

土山の峰

13:16 ここが土山の峰の様です。それにしても、失礼ながら随分俗っぽい名ですね。念のため検索したが全くヒットしない。深沢山や沢山峠を合わせて入力し、やっと1件見付かっただけです。こんなにも浸透していない所を見ると、もしかしたら先のプレート設置者が独自に名付けたものかも知れません。

突き当たり

13:22 突き当たりはユガテへ通じる道です。右は数mでまた突き当たり、それを左へ行くと北向地蔵の前に出ます。以前、五常の滝から北向地蔵へ歩いた時(越上山の項参照)に通った道です。

ユガテ

13:42 竹薮の先に家が見えて来ました。ユガテに着いた様です。前回と同じ道を通り、エビガ坂に向かいます。その時と同じく、ロウバイの所で10分休憩。ロウバイは殆んど散っていました。

みちさと峠

14:08 エビガ坂で右折し、2分歩くとみちさと峠です。地形図通り右前方から左に道が抜けています。ここはどちらにも進まず、尾根を直登して行きます。

スカリ山

14:19 急坂から岩の多い平坦路に変わり、再び急登をこなすとスカリ山です。相変わらず良い眺めですが、さすがに霞んで真冬の様な眺めとはいきません。

スカリ山からの眺め

武甲山の右に見えるのが正丸山と川越山です。以前ミニ破風山と評した事が有りましたが、これを見て頂ければ納得して貰えるでしょう。

14:32 出発。

舗装路に合流

観音ヶ岳は巻きました。舗装路に合流したら暫く辿って北向地蔵へ。

北向地蔵

14:43 北向地蔵から舗装路を外れ、右へ鋭角に折り返す道を行きます。

往路の分岐

14:51 数分で往路の分岐に着きます。

分岐

土山の峰を下ると道が分岐しています。往きは登りだったので説明を省きましたが、帰りは注意の要る場所です。左折ですから間違わないように。直進がどこに通じているのか分かりません。

深沢山からの下り

深沢山からの下りも同じ様に左へ分岐する道に入ります。ここは指導標が立っているので大丈夫でしょうけど。直進すると三角点が有る筈なので寄り道しました。

三角点峰

15:26 深沢山から4分で三角点峰(313.2m)に着きました。沢山峠のと同じ人が設置したと思われるプレートには、深沢山西峰と書き入れられています。正式名でしょうか?点の文字を見る限りある程度の年齢だと思うんですが、生木に平気で釘を打ち付ける感覚からして、どうにも信用ならんという印象です。

栗・梅畑

栗・梅畑まで戻って来ました。歩いていると暑く感じるほどの陽気で、心成しか梅の花も出発時より多く咲いている様に感じます。

長念寺に着いたのは16:07 でした。

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