天覧山(194.6m)/多峯主山(271m)
天覧山から多峯主山への往復コースへ行ってみました。私が登頂を果たした山で最も標高の低い山です。ログデータを地図に重ねて初めて北側にも自然歩道が通っている事に気が付きました。復路はそちらへ行けばよかったとちょっぴり後悔ですが、指標には高麗峠としか書いて無かったので仕方有りません。
10:23 能仁寺前の中央公園駐車場から出発しました。コンビニの横に登山口が在ります。ご覧の様に登山コースという雰囲気では有りません。実際、コースで出会う多くの人が散歩で登ってきた感じで、完全装備では逆に浮いてしまいます。私もこの日はジーパンにワイシャツ、手にカメラのみという軽装です。
10:29 すぐに公園に行き当たります。公園に至るまでの道はレンゲツツジが満開でした。
公園を通り過ぎると道が二手に分かれますが、どちらへ行っても山頂に着けます。左の岩場を通るコースへ行ってみました。
石段と自然の岩階段が殆んどで、坂道は僅かです。石仏・羅漢像があちこちに置かれていて、その為明治16年に天覧山と改称されるまでは羅漢山と呼ばれていたそうです。
10:37 山頂に到着。南側には広い展望台が有り、下は岩場なので大きな木も無く視界は良好です。
展望台より。この日はガスが多く、間近の飯能市街でも霞んでいます。10:39 多峯主山に向けて出発します。
10:44 天覧山を下り切り丁字路に突き当たったら右へ。左へ行くと出発点近くの道路に出ます。この辺りは天覧入の谷津田と道標にありました。谷津とは武蔵野で多く使われる地形の呼び名で、他に谷戸、谷地などと呼ぶ地域もあります。
約200m進むと分岐します。どちらへ行っても多峯主山に着きますが、見返り坂がわざわざ道標に書いてあるので右へ行ってみました。
ここが見返り坂です。坂の下に有った案内板には、常盤御前があまりの風景の良さに、何度も振り返りながら登ったので付いた名だとありました。
また分岐に差し掛かりました。直進は雨乞池を経由して多峯主山、右折は階段を通って多峯主山です。右折を選びました。
そんなに急な階段ではないですが、古い物らしく、頂上近くでは風化が進んで階段の体を成していません。そういった所では脇に新たな階段が造られています。
11:07 山頂に到着です。やはり散歩コースになっているらしく、休んでいる人の半数は手ぶらです。
北側は武蔵台ニュータウンですが、殆んど街並みは見えません。10分程休憩して雨乞池方向に下山しました。
11:26 途中で御嶽八幡神社の指標を見掛けたので寄ってみました。
11:31 雨乞池(あまごいのいけ)です。等高線を見ると230m付近なので天覧山より高い位置に在るのですが、これまで水が枯れた事の無い池だとか。
再び見返り坂です。かつて常盤御前が見たという風景は、今は檜が邪魔をして見えません。右に分岐路が有るので帰りはそちらへ行ってみました。
この道は配水場の方へ通じている様です。途中で天覧入の谷津田へ分岐していたので、そちらへ行きました。
11:49 8枚目の写真と同じ場所です。この後天覧山下の道を通って戻りました。
11:58 車道に出ました。信号の角が出発点の中央公園です。