与野の大カヤ
国指定天然記念物
所在地 : さいたま市中央区鈴谷4-14 妙行寺金比羅堂境内
概要 : 樹齢1000余年、幹周7.66m、樹高21.7m ※1
群馬県「横室の大カヤ」、静岡県「北浜の大カヤ」とともに、日本三大カヤとして古くより知られた榧だとか。金比羅堂の間口は二間(約3.6m)ですが、見比べても遜色ない太さです。
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大久保の大ケヤキ
埼玉県指定天然記念物
所在地 : さいたま市桜区大久保領家433-4 日枝神社境内
概要 : 幹周9.76m、樹高25.1m ※1
市指定の物を除けば我が家から最も近い天然記念物です。落雷により主幹は途中で焼け落ち、内部は空洞化しているとの事ですが、残る枝はまだまだ元気そうです。ケヤキとして県内最大の10m近い幹は迫力満点。
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清河寺の大ケヤキ
埼玉県指定天然記念物
所在地 : さいたま市西区清河寺778-2 清河寺横
概要 : 幹周8.3m、樹高32.4m ※1
お寺の境内に在るのかと思ったら違ってました。寺から少し離れた所に在り、やや見付け難いです。幹の半分近くがウレタンで覆われ、ちょっと痛々しい欅でした。
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並木の大クス
埼玉県指定天然記念物
所在地 : 川越市大字並木277
並木大クス公園内
概要 : 幹周6.33m、樹高29.5m ※1
南古谷駅近くの住宅地に在り、小さな公園の真ん中にドンと収まっています。ぐるっと一周回る通路になっているので、全方位から眺められますが、近付く事は出来ません。ベルクの屋上駐車場からも見えます。
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諏訪神社のケヤキ
富士見市指定天然記念物
所在地 : 富士見市諏訪2-1589-1
諏訪神社境内
概要 : 樹径約2m、樹高約20m ※2
子供の頃から親しんだ木ですが、改めて見るとやはり大きいです。国や県指定のものには敵わなくても、市町村指定なら決して他所に引けを取りません。幹周でなく樹径で紹介されてますが、幹周なら恐らく6m位になるのでしょう。
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榛名神社のイチョウ
富士見市指定天然記念物
所在地 : 富士見市大字勝瀬791-1
榛名神社境内
概要 : 樹径1.5m、樹高約20m ※2
下段のカヤとこれは他に比べると見劣りしてしまいますが、私の住まう市の天然記念物という事で紹介させて頂きます。株立ちなので特にこのイチョウは巨木という印象は薄いです。
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瑠璃光寺のカヤ
富士見市指定天然記念物
所在地 : 富士見市諏訪1-8-3
瑠璃光寺境内
概要 : 樹径1.5m、樹高約23m ※2
綺麗な形をした幹なので、幹周は単純に円周率を掛けた値に近そうです。与野の大カヤに比べたらまだ若木ですが、成長の遅い木なのでこれでも推定樹齢500年とか。富士見市の天然記念物は以上の3点で全てです。
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下小坂の大ケヤキ
川越市指定天然記念物
所在地 : 川越市下小坂1002
白髭神社境内
概要 : 幹周6m、樹高33m(いずれも向かって右) ※2
参道脇に植えられたものが育ち、長い年月を経て参道を塞ぐほどに成長してます。向かって右が赤欅、左が青欅と呼ばれるそうですが、言われてみれば確かに左は青味掛かって見えます。
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出世稲荷の公孫樹
川越市指定天然記念物
所在地 : 川越市松江町1-7
出世稲荷神社境内
概要 : 幹周7.25m、樹高26.5m(いずれも向かって左) ※2
川越の観光街に位置すると言って良い立地です。今までに2回ここを歩いてますが、気に留めた事が無かったです。興味が無いと目に入らないものですね。左の木は特に太く圧倒されます。
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苗間神明神社のけやき
ふじみの市指定天然記念物
所在地 : ふじみの市苗間371
苗間神明神社境内
概要 : 幹周5m、樹高17m ※2
御神木と呼ばれている大ケヤキです。頻繁に近くを通るのですが、調べるまでその存在を知りませんでした。やや物足りない幹周ですけど、近所なのでおまけです。袴の様に大きく張り出た根元が特徴。
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鎌倉街道
巨樹・巨木とは関係ありませんが、西隣の三芳町竹間沢に残る鎌倉街道が、往時の雰囲気をよく残すと言うので行ってみました。武蔵府中と足立郡衙(上記大久保の大ケヤキの近く、大泉院辺りが有力と考えられている)を結ぶ羽根倉道は柳瀬川の右岸を通っていましたが、時代が下るに従い左岸にも枝道が発達したという事なので、この道もそうした枝道の1つでしょう。
三貫清水緑地みたいなものを期待するとがっかりしてしまいますが、この辺りにはもう他に残ってませんから貴重な道です。古井戸地蔵から「こぶしの里」という遊歩道にも繋がっているので、合わせて散策してみると良いでしょう。
※1 埼玉県のホームページに記載の値 ※2 現地解説板の記載値