官ノ倉山(344m)/笠山(837m)/堂平山(875.8m)
左側が笠山・堂平山の地図で、右側は先に立ち寄った官ノ倉山の地図です。
埼玉南部から見ると奥武蔵の山々が続く中、北の外れに見えるのが笠山です。その山容から乳房山とも呼ばれています。そしてその隣のなだらかな山が堂平山です。
笠山・堂平山を登る前に、足慣らしとして官ノ倉山(344m)へ立ち寄りました。場所は上の地図を参照して頂くとして、写真の天王池までは車で入れます。左に写っている木の奥に東屋が有り、その間にいくらか駐車出来るスペースが有ります。官ノ倉山へは右の道を登って行きます。11:03 登頂開始。天王池は凍っていました。
11:16 分岐点に到着(地図には官ノ倉峠と書いてありましたが、それを示す道標は有りませんでした)。道標に従い左へ向かいます。尚、天王池端の所で一箇所分岐路が有りますが、直進します。
11:24 山頂着。狭い場所に2グループの登山者が休憩していた為、山頂写真は遠慮しました。代わりに官ノ倉山から見た笠山・堂平山です。
隣の石尊山(せきそんざん)山頂です。近いので行こうかと思いましたが、笠山・堂平山が控えているので止めました(往復約20分で行ける様です)。
11:41 天王池到着。昼近いのにまだ凍ったままでした。正面の山が官ノ倉山です。
2〜3分で分岐に差し掛かりました。どちらも広い道です。矢印の見える看板は外秩父七峰ハイキングコースの案内で、その通り進めば良い事は分かっていたのですが、同じルートを進んだのでは面白くないと考え右へ行ってみる事にしました。
進むにつれて道は酷くなりますが、構わず進みます。
部分的には歩き易い所も有ります。
15分程歩いた所でとうとう道が無くなってしまいました。藪を掻き分け、道がどこかに繋がらないか探し回りましたが見つかりません。諦めかけましたが、少し登った所が妙に明るく木が無い感じです。戻る前に一応確かめてみました。
盛土された造成地に出ました。後ろ側は林道です。どうやら林道設置の際削った土をここに廃棄していた様です。ここまで来た道もその為に廃道となったのでしょう。
素直に外秩父七峰ハイキングコースを行くことに変えました。分岐を右へ来たので林道を左に行けばいずれ交差することは感覚的に分かります。歩くこと約10分で再びハイキングコースに合流しました。時刻は13:33。
13:59 笠山西峰に到着。北側が開けていて眺めが良いです。峰と名が付く割に平坦地でした。ここから東峰までは3分位で行けます。
東峰からは落葉した木の向こうに堂平山が見えました。14:12 次はこの堂平山へ向かいます。
14:21 笠山を下りると再び林道にぶつかります。再三出て来ますが全部同じ林道で、笠山の西側を巻いて七重峠まで伸びていました。わずかな区間林道を歩き、切り通しの所で右に分かれますが100m位はそのまま林道と並行します。ちょっと気になったので林道を歩いてみましたが、七重峠の舗装路に突き当たって道は終わっていました。
14:34 七重峠です。看板の後ろを登り杉林の中へ入っていきます。
杉林の中は空気が冷たく、地面も凍っていてザクザクと音を立てます。
14:57 パラグライダー飛行練習場に出ました。笠山から見た時は飛んでいる人もいましたが、ここに着いた時は皆さん帰り支度を始めています。
浅間山の白い山頂が目立ちます。手前のふたこぶラクダみたいな山は御荷鉾山で、近い内に登ろうと思っています。
15:02 山頂到着。車では何度か来ていますが、歩いて登ったのは小学校の遠足以来。以前登った大霧山と今回の笠山・堂平山を合わせて比企三山と呼ぶそうです。
山頂は広く、木もあまり無いので景色は抜群です。この写真の右端には我が家も写っている筈ですが、等倍で見ても分かりませんでした(当たり前か)。15:15 下山開始。来た道を戻ります。
15:31 再び七重峠。スリップ注意の看板横を下りて行きます。すぐに分岐点があり、白石へ下りる場合は左へ。
笠山を下りる時にはすでに人影が有りませんでした。
16:26 登り始めた林道に帰ってきました。ガードレールの切れ目にまだ道は続きますが、私はここまでです。