蕨山

蕨山(1033m)

蕨山1

河又の登山口から出発し、金毘羅神社跡、大ヨケの頭、藤棚山を経由して蕨山に至るコースを往復しました。名郷からのコースと比べると距離は長いですが、その分急な登りは少なくて済みます。


蕨山2

武川岳の天狗岩より。正面が蕨山、右端が橋小屋ノ頭、左が藤棚山です。左端遠方の山は棒ノ折山。上の地図を見て頂くと分かりますが、今回山頂だと思っていた所は本物の山頂ではありませんでした。確かな理由は分かりませんが、展望の良い場所を便宜上山頂としている様です。家に帰りログデータを見て驚きました。早急に登り直さねば。


蕨山3

9:32 バス停の対面に登山口が有ります。有間橋の駐車場はこの日満車だったので、さわらびの湯の大駐車場に止めて出発しました。蕨山まで往復13kmの道程です。


蕨山4

登山口を入るとすぐに祠が見えます。火事で焼失した金毘羅神社を移設したものでしょうか?


蕨山5

9:48 見晴らしと名付けられた金毘羅尾根の端に出ます。ここで一旦傾斜が緩みますが、すぐに金毘羅神社に向けて急な登りが始まります。尾根を登らずにそのまま反対側に下りると、鹿避けフェンスに設けられたドアを通って名栗湖畔に下りる散策路になっています。


蕨山6

見晴らしからは正面に棒ノ折山が見えます。望遠レンズだったら頂上の様子が分かる位の距離です。


蕨山7

途中で石の鳥居をくぐります。鳥居の内側は杉林で薄暗い感じです。


蕨山8

10:12 金毘羅神社跡です。火事が有ったのは平成12年らしいですから、そんなに古い話ではないですね。今は石祠と石碑が有るだけです。きつい登りはここまでで、5分の1の距離で半分近くの高さを登ってしまっています。


蕨山9

この石祠は金毘羅神社跡のコース案内図には秋葉大権現と書いてありました。神社跡と金毘羅山山頂との中間辺りに有ります。金毘羅山山頂はコースから外れていて、南斜面を巻く様に通り過ぎます。


蕨山10

10:41 中登坂です。左に大ヨケの滝へ下る道が有りますが、落ち葉や小枝が散乱してあまり人が通った様子がありません。


蕨山11

10:51 突然林道が現れ尾根を分断しています。地図には無い道でしたが、家に帰りガイドブックを見直すとそちらの地図にはしっかり出ていました。知らずに行き当たるとこういうのは本当に気分が削がれます。


蕨山11

11:00 大ヨケの頭を通過。ここにはベンチさえなかった気がします。小ヨケの頭辺りからずっと自然林の気持ち良い道で、勾配も緩いので快適です。林道が無ければもっと良かった。


蕨山13

11:34 藤棚山に到着。ここもベンチが1つ有るだけの狭い山頂です。


蕨山14

山頂直下の登りはコース上1番の急坂です。おまけにご覧の様に砂利が浮いた道なので登り難い。下りる時に1回派手に滑ってコケました。


蕨山15

11:55 蕨山山頂です。既に20人位居ますが、この後も続々と詰め掛けました。殆んどが名郷から登って来ます。すぐ北側にここより高そうな茂みが見えましたが、まさか本当に向こうのほうが高いとは思いませんでした。最高地点は1044mなので差は僅かですが、木の高さが加わるのでもっと高く見えます。12:25 下山開始。


蕨山16

13:34 帰りは金毘羅山山頂に寄ってみました。コースから外れているので道は無く、案内標識の類も有りませんが、薄い踏み跡が残っているので時々は訪れる人が居る様です。山頂には小さなプレートと山頂を示す石杭が有るだけで、木も刈り払っていない普通の小ピークでした。


蕨山17

登山口近くの祠です。裏側に炭の塊みたいな物が祀られていますが、もしかして燃え残った御神体でしょうか? 登山口着は14:13でした。


蕨山18

見晴らしからドアを通って下りて来るとここに出ます。丁度湖畔トイレの正面です。ここを登山口にすればほんの僅かですが短縮出来ますね。

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